ワーク、サーフ、ラフ ミディアムロング、パーマ(アフロ、ドレッドなど) ラフで男らしく、カジュアル&ナチュラルも似合う アゴやフェイスラインのヒゲは、もとの顔の印象を保ったままでいられるが、鼻下のヒゲは、人相を変えてしまうことがある。つまり、パッと見てヒゲの印象が残りやすいのは、鼻下に生やしたヒゲというわけ。もし、ヒゲが“男の色気”を感じさせるアイテムと言うのなら、鼻下にヒゲを生やしたスタイル──「ハナシタ」「カコミ」「モミアゴセパレート」「モミアゴカコミ」は、パッと見てすぐに男のフェロモン漂うヒゲだと言えよう。ただし、その中でも「モミアゴセパレート」は、デザインしすぎていないラフさ、ナチュラルさを感じさせるヒゲなので、フェロモン度は低いかもしれない。ファッションも「ワーク系」「サーフ系」といった自然なスタイルがよく似合う。つまり色気がありつつも、カジュアルでラフな中に男らしさを感じさせる、といったヒゲなのだ。一方で、フォーマルスタイルも似合うので、その場合は、ソフトダンディーくらいのノリで。
上フチだけあるメガネ、セルフレームのメガネヒゲが顔の中に枠を作っていないが、ヒゲのラインは強いので、基本的にはメガネも、フチの印象がそれほど強くない方がいい。ただし、ヒゲが濃くなければ、全フチでもいける。 ワークハット、キャップ、ニット
ファッションのテーマは「ワーク」「サーフ」「カジュアル」「ナチュラル」なので、カチッとしていない帽子──ワークハット、キャップ、ニットがお似合い。フォーマルファッションも似合うが、その場合は帽子はなしで。 タイト、ダブル、モード
ワイドスーツも、タイトスーツもよく似合うが、モード系のスーツをカチッと着こなしてもスタイリッシュに決まる。「モミアゴセパレート」は、意外と幅広いスタイルにはまるヒゲだ。
都会派ハードも土臭いワイルドも似合う、お得なヒゲ フェイスラインをヒゲが囲っているので、美しいラインを作れば、顔の輪郭をシャープに見せることができる。また、せっかくモミアゲがあるのだから、ラインが良く見えるように、サイドの髪を短くして耳を出したい。もしくは、後ろで束ねてサイドをタイトになでつけてもいい。また、ヒゲが口まわりを囲っていないことで、顔は案外サッパリと見えるため、パーマでトップにボリュームをもたせてもバランスが取れる。しかも、「セパレート」に比べると、ハードで都会的な髪型も似合うし、それとは真逆のイメージで、土臭いワイルドな髪型もよく似合う。まずは、なりたいイメージを固めて、それに合わせてヒゲのラインづくり、ヘアスタイルを統一していくといいだろう。
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